『……昔から、私は怪我が治るのが早かった。 かすり傷などはものの1分程度。 ………そして、 私には治癒能力があった。 1つの言葉を唱えながら、手を当てれば…… 浅い傷などは治った。 ……そして、深い傷は、母と父から貰った扇子で舞えば治った…』 沈黙が流れる。 ……やっぱり信じないんじゃないか。 桜羅は自嘲的な笑みを浮かべた。