何かがきれた様な音がしたら、私の指だった… 『……ぁ。』 「‼何やってるんですか……!?!?」 沖田は、驚いて固まった。 なぜかって。 それは、刀で指を切ったのに、その指の傷は、いっしゅんで消えた。 桜羅が綺麗な声で何かを言ったら……… 「桜羅…コレってどういう………」 『………』 「おい‼丞‼来てくれ‼」 沈黙が流れた時、永倉の叫びが聞こえた。