「おぉ!本当に女顔だな!」



「うわぁ、やっぱ綺麗な髪と目ー」


「何だ。あの時の小僧か!」





…小僧ではないと思うが。



「あ、ホントだ!目赤かったんだな!」


「異人…?」



「……………」




男達は言いたい事を口々に言った後、桜羅は口を開く。




『私の部屋が何ですか』




「あ?あぁ、お前の部屋はな……「え?!新しい隊士なのか?!」



またも、遮るバンダナを巻いた短髪の男を鋭く睨む土方。




「左之さん、異人かな?」



栗色の長い髪を高い位置で1つにまとめている猫目の身長が低めの男も、少し感じた桜羅へと疑問を問いかける。



「アレは日本人では、生まれないだろ」


赤色混じった黒髪の少し長めの髪を後ろの真ん中で1つにまとめている男も、少し鋭い視線を桜羅に向ける。





「……近藤さん、土方さん、どういうことだ。」



横で1つにまとめている男が桜羅に鋭い視線を向けながら2人に問う。




「どう言う事って?」



近藤は首を傾げる。