『ちょ……』


「……何日寝てるんですか………」


何日……

『何日だ?』


「5日間ですよ!?!?」


ギュッと抱きしめる力を強める。



『………5日か……』




「…どれだけ心配したと思ってるんですか……」


『さぁ?』



クスッと小さく笑うと、総司はゆっくり離れて微笑んだ。



「……いつもの桜羅ですね」



私達は向き合いながら笑った。