「……は…が……ぐ………」
『………総司…!?』
ある一室から苦しげな声が聞こえる。
その声が、総司のモノだった………
急いで部屋に駆け込むと、血で染まった総司は膝をつき、激しく咳き込んで居る。
その向かいには、息を乱した血まみれの男も居た。
その男が刀を降り落とそうとしたので、私も素早く抜刀し、対応する。
「………‼
何だ、新撰組にこんな若造も居たのか」
ギリギリと嫌な音を立てる刀を、弾き合い、距離を取る。
『総司っ‼大丈夫か!?』
正直、一目見ただけでも顔色が真っ青なのがわかる。
だが、聞かずには居られなかったんだ。
『総司っ‼』
「だ、いじょうぶですよ………」
総司はクスッと笑うと、咳き込みながらも私の隣に立った。
『………参るぞ。
我が身を持って、新撰組に逆らう恐ろしさを知れ‼』
その言葉を言い捨てると、2人で同時に男を責める。

