池田屋に入ると、池田屋の主人らしき人が顔を青くし、上に何かお言おうとした所を総司が素早く斬った。
「御用改めでござるっ‼
歯向かうモノは皆敵と見なす‼
よいな‼」
上からドタバタといろいろな音を響かせるが、慌てた声と怒った声も聞こえる。
「く、そぉぉぉお‼
新撰組なんぞに負けん‼
行けぇぇぇ‼」
その言葉を聞き、新撰組はここの者全員
敵と見なした。
自然と鋭くなる視線。
私達はサッサと斬り落として行く。
総司は二階へと上がり、私達は下で相手をしている。
「うへぇー、無駄に多いよ人が」
「まぁ、よくこんなに集まったもんだぜ……」
平助と新八が呆れた様に言いながら斬って行く。
『近藤さん、私も二階へ参ります』
「おぉ!頼んだ」
近藤さんは、斬りながら二カッと笑って見せた。
その言葉を聞き、階段を一気に駆け上がる。
階段に居る死体はきっと、総司だろう。
総司……
私の足は速くなった。

