「……私は池田屋に行く。
歳の隊が四国屋。私の隊が池田屋でどうだ?」
「意義はねぇが、隊士はどうする。
留守を狙ってくる奴らも居るだろうよ」
土方は、眉間にシワを寄せた。
「私の隊は、10名で行く。
歳の隊は24名で行け。」
「「「はぁぁああ!?!?」」」
「『……』」
三馬鹿は大袈裟な反応を見せたが、その他は何も反応を示さず近藤の話に耳を傾けた。
「大丈夫だ。
私の隊に、幹部を少し多めに取り入れよう。
そして、歳の隊は幹部少人と、隊士大勢で行けば、案外行けるだろう」
ほら。
近藤さんにはちゃんと策があった。
私は身を乗り出して聞いた。
『隊士は?』
近藤はまた唸って、目を開いた。

