『………黙って見てろ』
私はゆっくりと吉高に近寄った。
吉高はそれは酷い事で、血だらけで髪はボサボサだった。
ただ、眼だけは強かった。
『……サッサと吐いてもらえるかな?』
ドスのきいた声で言うと、吉高は一瞬怯んだ眼をしたが、直ぐに睨みつけてくる。
「私は何も知らない」
『へぇ?よくそんな嘘をつけるよね?
あんたは生かしてやろうと思ってたのにさぁ…-
ま、話してくれたらだけど』
クスクスと笑いながら吉高を見ると、顔を歪めながら目線を下げて居た。
『……言いたくないならいいけどね?』
カチャ
「「……‼」」

