「………せ、りざわはん…桜羅…」




ふと、布団の方から声がした。





『…〜〜〜〜っ‼』



「…お梅…………」





「芹沢はん、コレはどういう………」




お梅は桜羅と芹沢を交互に見て混乱した頭を整理していた。








『………ごめんなさい』





桜羅は小さく呟いた。







『芹沢さん、よそ見しないでくださいよ』






挑発的な笑みを浮べる桜羅。




それに便乗して刀を構える芹沢。




まるで、




心が通っている様だ。