「お前の剣の腕をまだ試した事が無かったな? 相手をしてくれ。 桜羅」 すごく愛おしそうに呼ぶその声に泣きそうになった。 『………お受けいたします』 涙を堪え、抜刀する。 芹沢もそれに合わせて抜刀する。 お梅さんは、まだ布団の中で安らかに眠っている。 芹沢さんは、一度お梅さんを愛おしそうに、哀しそうに見て桜羅に向き直った。