ーーーーーーーーー 『おい、土方』 「んだよ」 『何だよこの格好………』 島原の角屋と言う店に入って直ぐに、女装した山崎が私を拉致した。 んで、着替えさせられた。 何にって? 芸妓服。 仮にも女の格好した男だぞ? 裸は見られるは芸妓服気させられるわ、 イライラしてしょうがない。 ふるふると怒りで手が震えている。 「油断させる為だ。 酌をしてやってくれ」 土方は少し情の含んだ声で言った。 娘の様に可愛がって居た桜羅に、最後くらい、 酌をしてあげてもいいんじゃないかと、考えたのだ。