あの後、私達は平穏に暮らして居た。
芹沢さんに何故か気に入られて、芹沢さんとお梅さんと一緒に世間話をした。
「最近の武士は甘いんだ」
酔っ払った芹沢さんが私とお梅さんにぶつけてくる。
『まぁ、最近の武士は刀を振るうことしか考えてないからな』
「そうじゃろ?」
芹沢が少し目つきを和らげながら言う。
「そないな事無いんとちゃいますか?
あたいが見てきた武士はいい男ばかりどしたよ?
ま、その中でも1番のお方が目の前に居るのですが…」
お梅さんが少し顔を赤くさせながら微笑んだ。
………
『邪魔者は退散します。
では、失礼します。』
「え?あっちょっ……」
パタン。
静かに襖を閉めた。
あんな甘ったるい空気の中居れるか。
そんな事思いながらある一室に向かって居た。

