俺様幼馴染!?

_________________________


そう、あれは2年前。


私が中学2年のころ。


私の家、坂崎家に危険が訪れた。


――――ピンポーン


私は怖くてでることができない。


借金取りがきてる。


それも普通の借金とりじゃない。


――――暴力団、輝勇〈きゆう〉


父が輝勇という暴力団と知り合いで

いつもそこから金を借りていた。


その金は

浮気している女の家などを買うため。


父はそいつらに

金の借りすぎで目をつけられていた。


そんなとき輝勇は父に


『金がないならそれなりのものを出せ』


といったのだ。


それで父は

焦った顔をして私を呼んだ。


なにも知らない私は

父の餌食になったのだ。


そう・・・・・

私は父に輝勇に売られそうになったんだ、

...体を。




それを助けてくれたのがこいつ、

まぎれもない 恭哉 だ。

_______________________