「うち、用事があるんどす。すみまへんが、また今度にして下せぇ~」

周りの人が焦っている中私は、平然としていた。


「お前、斬られてぇのか??ぁあ!?」
浪士は、そう言って私の首に刀をあてた




「うち、斬られるのはごめんどす。誰かお助け下さい...」

夜ならば、いつも斬っているけどね、まぁ昼だからそこらへんは幕府の狼に任せよう


浪士たちに刀を向けられながら、そんなことを考えていると
遠くからドカドカと足音が聞こえた




「おい、お前ら何をしている?」