なんかいつもの俺らしくない。


いつもの俺だったら
いくら女の涙みても冷静なのに。



そう俺は彼女に
会えて嬉しかったのだ。



でも若草さんはまだ
高校生だ。


好きになってはいけない。



そしてもうこの世にいない
妹のためにも俺はやることがある。



俺は目的を果たしたら
この学校を去らなければいけない。


もちろん彼女を巻き込む訳には
いかないのだ。