肯定された言葉に、俺は固まった。 いつもなら否定するくせに。 「……なに?」 「ううん。和希、変わったなって思っただけ。」 「……何も変わってない。」 「変わったよ。絶対」 俺達は最近、少し変わってきたらしい。 それはきっと、お互いに似てきたから…かな。