「〜〜〜〜。あのさ!俺、和希の恋人なんだよね!?」 「………そうなんじゃねーの?」 なんだ、その間は!? 「少しぐらい興味持ってくれてもよくね!?」 「……何に?」 和希は面倒そうな顔を向けた。 「誕生日とかイベント事とか………てか、俺自身に!」 過去三回の誕生日、プレゼントは常に三日遅れ。 去年に至っては俺が言い出すまで、『おめでとう』の一言もなかった。