俺の恋人は、人として少し冷たい。 「和希(カズキ)!」 「……ん?」 俺の部屋でダラダラと過ごす休日。 俺のベッドに我が物顔で寝そべっている恋人に、淡い期待をしながら尋ねる。 「今日は何の日でしょう?」 「………休みの日。」