私は、いつまでもこうなんだろうか。
そんな事を考えていたら、
「りんちゃん?」
聞き覚えのある澄んだ声が聞こえ香りを上げる。
「りんちゃんどうしたの?顔色わるいよ?具合悪いの?」
健康的な焼けた肌にまるで太陽みたいな笑顔のこの女の子は…
「なつちゃん…」
「ん?大丈夫?」
心配そうにのぞき込んでくるこの子に私はすべてを見透かされそうで…
「…っ大丈夫!」
慌てて逃げた。
誰もいない部室塔にいくと、急に力が抜けてダラダラと壁から崩れ落ちてしまう。
「怖……い…っ」
私の小さく震えた声は、せっかちな蝉の声に消されていった。
