「秋ク~ン、おはよう!」


ゲッ...!?
上杉 遊那(ウエスギ ユウナ)だ。


上杉遊那
中学校が同じであり、
俺にしつこくしてくる女。


苦手・・・なんだよな・・・・・
......コイツ。


「誰、この女?
 まさか、彼女じゃないよねぇ..?」


「なっ....!?かの...彼女!?」


「違う。」


うっ...
そんなきっぱり否定しなくても・・・


「そぉだよね♪
 アタシが秋クンの女だし」


なにをコイツは言ってやがる・・・・・



「あっそう、興味ないわ」


そう言って澄川は
スタスタと教室の中に入って行った。


「ドンマイ、秋。」


「お前、春樹め・・・・」


「なによぉ?ドンマイって」



あぁ...上杉のせいで.....
話せる機会を手放した。