ア オ ハ ル








「また会えるかなー?」

「同じ学年だったら会えるでしょ。廊下とか集会とか」

「そうだね〜ってそれより愛はどうなの?」

「えーあたしー?」

恋バナで盛り上がってるあたし達に



「おーい!三宅!」



中断させ、あたしを呼ぶ男子……

みっちゃんこと三井がドアのとこに立っていて早く!と手招きした。

「あ、みっちゃん…そうだ!今日初めての文化祭実行委員会があるんだった!」

「えー」

残念な顔をする愛。

「ご、ごめん!明日、明日絶対聞くから!」

パンっと手を合わせる。

「うん、わかったあー。頑張れー」

「ありがと!じゃあまた明日!」



あたしはカバンを持って急いでみっちゃんのとこに行った。






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