彼がいた。 しかも目の前に。 席はクラス順に並んでるみたいで 彼はあたし達の前に座っているから… 隣のクラス。 彼を見つけた時、目があって彼はニコッと笑った。 これって運命? 「三宅…三宅!」 グイッと袖を引っ張られてみっちゃんを見る。 「な、何?」 「聞いてなかったのかよ?」 あたしの耳には何も聞こえてなかった。 .