「知ってましたか。」
「…知りませんでした」
「まだ何も言ってないんですが」
「そーですねーすいません、じゃ。」
「いや、ちょっと待ちましょうよ!!」
がっしィィ!!!!!!
効果音がつきそうなほど全力で私の腕をつかむ、私の友達の幼馴染。
「なんなんですか」
「や、だからね?知ってましたかって」
「何を」
「今日、何の日だと思ってますか」
今日…?
きらきらと期待がこもったまなざしを送る彼を一瞥し、考える。
えーっと、
「あ、」
「あ!?」
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