「だからって、私の息の根止めることないでしょ!?」
はぁ~、こいつ等は何を考えてんだか…。
「悪りぃ、悪りぃ。こうでもしねぇとお前、来てくれねぇと思ったから…」
こいつ、絶対反省してないッ。
「で、やってくれんの?」
……。どーしよ…。
「頼む!!次のライブで歌ってくれ!!」
私は、歌っちゃいけないんだよ。
だから、そんな事言わないで…。そんな怖い事言わないで…。
やめて、やめて、
「やめて!」
思わず私は叫んでいた。
気付いたら、私は走り出していた。走って、走って、走り続けて───。
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