なんとか逃げ出そうと暴れてたら、パッと開放された。 「はぁ~、死ぬかと思った…」 振り向いて犯人を確かめると、後ろにいたのは廉!? 「今度は何!?私を殺す気!?」 ゼェーゼェーと、呼吸を整えながら私は言った。 「やっほー☆」 廉の後ろから、遥くんがピョコンと顔を出した。 その後ろには、愁と陽と悠さんもいた。 「何なの?」 「実はさ…、次のライブのボーカルやってくれる奴がいなくて…」 遥くんが申し訳なさそうに言う。 「だから、私に次のライブのボーカルやってくれと?」 「…そういうこと」