で、今のこのトーンのハナからは、逆らわないのが懸命というオーラが漂っているの…。


「おはよ、いい天気ね。」

私は誤魔化しを狙ったが、

「みゆ…、わかってるよね…。」

と、片肘をついたハナが睨んでくる…。


ちっ…、あんたは私の親でもお姉ちゃんでもないのに…。


一瞬、本音が脳を過ったが、ハナは学校生活上、必要な友達なので、

「な…なんとなく…ね。」

と、愛想笑いを返した。