金色の幸せ




「お嬢、いっとくがボスはジャパニーズマフィアじゃねーぞ」

『ジャパニーズ……マフィア?』

「んーーーっと、ヤクザっつったっけ」

『え……違ったんですか??!』

「いや、合ってるっちゃ合ってるが……」

『イケメンがチンピラ……(ボソッ』

「おいおい……俺等のファミリーはそんな事しねーよ」

『ファミ、リー?』

「(っといけねー)あ、んなことどーでもいい。
終わったみてーだ」

『……で、すね』

カヴァッロさんの鞭が委員長に絡まってて、身動きが取れなくなってる。
委員長の性格とか考えても、委員長が動けなくなるか相手が死ぬまで終わらない。
だからこれも、終了でいいんだよね…?

『委員長、行きますよー』

縄……じゃなくて、鞭ほどかなきゃ。
単純そうに見えて、意外と解きにくい結び方。
だから委員長が解けないんだ。

『あ、ちょっと待って!…ください』

無理矢理引きちぎろうとするから、思わず叫んでしまった。
敬語忘れてたし…。
でも、鞭はそう簡単には引きちぎれないし、引っ張れば逆効果。
委員長はそれに気づいているのか…。

「自分でほどける。
帰っていいよ」

「…………はぁい」

(委員長って頑固だなぁ…。)

改めて、そう思った。