学校を一歩でると、重圧感から 解き放たれた。 今までおさえてた感情が 溢れそうになる。 涙が滲んで、視界が霞む。 嗚咽が出そうになるのはこらえ 学校からわりと近い 仮の家に向かう。 食材とかを買いたかったけど 所持金がほとんどなくて 無理そうだ。 しかも第一に、 こんな状態じゃお店には入れない。 そう思いながら ぼんやり足を動かしていると、 ボロアパートの看板が見えてきた。