絶対服従ゲーム!?



これ以上、傷をえぐりたくなかった。

りっちゃんは察したのか分からないけど
唇を噛み締めると無言で踵を返した。


ふわ、と淡い茶髪が揺れている。
細くて長い足で、どことなく悲しそうな帰っていく。

ごめんね、


小さく呟くと、多くなってきた人の波を掻き分けるようにして
学校を出た。


りっちゃんにはもう幻滅してほしくなかった。
皆みたいに蔑むような
恨むような目で
見てほしくなかった。

だから言えない。


ごめんね。


信用してないからとかじゃ
ないんだよ。