私は啓太と教室に向かう時、女子からの黄
色い悲鳴に耳を押さえながら

「女子ってうっせーよなー」

それは
あなたがモテるからです!

なんて言えるわけないから一様

「女子は面食いだからね」

と意味ありげに言った

「なるほど~俺がイケメンだから女子は興奮してんだ!!」

いや違うっ!

いや間違えてはないけど

「自信満々だなっ!」

と言い啓太の頭を軽くチョップした

「でもさ~そう言う事だろ?」

とニヤリと笑い私に言った

「…ま、まぁ」

これは認めるしかないな

「そういや琴って手小さいよな?」

と啓太が私の手を繋ぐ

「啓太が大きいだけじゃない?」

そしたら回りで見てた女子が

『キャー』

いつもとは違う悲惨な悲鳴

「るせーなんだよ周りの女子!!」