「ハハハ・・・。」
差義理歩は久しぶりの寮のベッドに寝転んで乾いた笑いをもらした。

フェリスが教室で大々的な告白をしたのだ。
なんといっても生まれて初めての告白を受けたのだ嬉しくないわけない・・・ないのだが。


ゴスゴスゴスッ!

「ちょっと!何よこれ!?」
「痛い痛い痛い!わかったから頭を殴らないでルビィ。」

バタン!

「わぁ!アリスさんが倒れた!」

フェリスはにこにこしていたが眼鏡をかけたら顔を真っ赤にして自分の席に移動していた。


後々聞いてみると眼帯をしていた時の後遺症か眼鏡を外すと少し本能的に動いてしまうらしい。

「でっ でも!私の気持ちに嘘はないよ!歩!」
と赤い顔をしながら言ってるのを覚えている。