魔王と女神のシンフォニア

気がつくと僕はベッドの上にいた。
周りを見渡したら誰もおらず皆帰ったんだろうと思った。

「・・・・・っ」
何故か頭が少し痛い。そして、昨日の事があまり思い出せない。

上半身をおこし、ベッドに手をつく。

ゴソゴソ。

ふと横の布団が盛り上がっていることに気がつく。

「・・・・・・?」
僕は何だろうと思いながら、布団をゆっくりめくった。

その人物も起きたのかゆっくりと目をあけ、そして、

ひゃーーーーーーー!

僕の悲鳴は宇宙まで届いた・・・・と思うほど大きかった。