振り回され!?お嬢様ッ!!!

あたしは、なぜか
静かに黙っていた・・・

やっぱ
オカシイ?・・

トクンッ
トクンッ

と静かな家に
この胸の音が聞こえそうで
・・・。

「消毒おわり!」
そう言って羅希は、
バンソウコウを持ってきて
私の指に付けてくれた。

そしてなぜか羅希も
同じ指にバンソウコウを
付けた

「羅希もどっか怪我したの?」

「いや・・」

「じゃぁ、なんで?」

「お前との結婚指輪みたい
じゃん!」

「・・・///」

顔が赤くなったと思う。
私は、バレないように
顔をうつむかせた