振り回され!?お嬢様ッ!!!

「ふぁぁ・・・
もッう、ヤダッウッよぉ」

うまく言葉にならない。

「ゴメン・・」

「うぇぇ・・」

それ以上言葉は、
だせなかった。

「みあ、オレ、
帰ったほうがイイ?」

あたしは、なぜか
ガクガクうなずいてしまった

「そっか。じゃぁ、な・・」

そう言うと羅希は、
静かに二階に行って
荷物をまとめ

玄関を出た。
外は、雨が降っているのに
傘をささず

走っていった・・・