私の名前は
狩野 星那(かりの せいな)
青空学園高校に通う
高校2年生。
星を見るのが大好きなの!
あ!今日は右にしよう♪
私は毎日、登校中にあるこの少し大きい石をその日の気分によって右か左どっちを通るか決めて通っているの笑
まあ・・・きまぐれに通ってます笑
「せーいなっ!おはっよぉ!!」
ぽんっ!
っと急に肩を叩かれてびくっとなった
「もぅ・・・急に肩叩かないでよぅ・・・びっくりしたじゃん。」
「ごめんごめーんw次から気をつけるね★」
この元気のいい子は
私が青高に入学してから
最初に仲良くなった親友。
小室 苺子(おむろ まいこ)
「次からって・・・毎日言ってるよね・・・??」
「え~?そうだっけぇ?」
覚えてるくせにとぼけた風にいうのも苺子らしい。
「そうだよ・・・まあ苺子だから許してるんだけどね♪」
「テンキュ―!さすが私の親友だなっ☆」
そう言って肩を組んで学校に向かう。
「うふふ。苺子とともだ・・親友になれてほんとよかった・・・」
「///なによw今更――。もう2年も一緒にいるんだからそんなこと言わないでよ!なんか恥ずかしいじゃない///」
ふふ。ほんとに顔赤いしww
「そういえば・・・最近噂の彼とはどうなのよ~」
そう。一週間前くらいから苺子は同級生の
片山 淳平(かたやま じゅんぺい)と付き合っている。
「/////・・・っ!!な・・・べ・別に・・・今までどおりだけど・・・///」
「あっれぇ?顔赤いけど?なんかあったんじゃないのぉ??」
「っ!なんもないって」
「ほぉら!この星那ちゃんに話してみなさいw」
「わかった・・・話すよ・・・でもざんねーん♪もう学校だからあw」
妙に素直だと思ったら・・・!!
「ちぇっ!でも・・・なんかあったらすぐに相談しに来てよね・・・」
「・・・。わかってるよ。淳との関係もちゃんとするし・・・星那との関係はもっと大切にするから☆」
「・・・ありがとう・・・やっぱ苺子は最高の親友だね♪それじゃ!またあとでね」
「当たり前でしょ♪うん、またあとでね!淳のこと頼んだよ~」
「あいあいさ~!」
HR後の休憩で会う約束をして私たちは自分のクラスへと入っていった。
私のクラスに苺子の彼氏の淳平がいる。
淳平と私は幼稚園からの幼馴染ってことあって
クラスにいるときは私が苺子の代わりについている。