泳ぎに泳いで、遊びに遊んで。

「綺麗な夕陽…」

ビーチパラソルの下で、水平線に沈んでいく夕陽を眺めるこはく。

これが見たくて海水浴に同行したようなものだ。

「すーや鈴木さんや善さんにも見せてあげよう」

パシャリとデジカメのシャッターを切る。

「あっれぇ?もう夕方ぁ?」

スペシャルハレンチが、ほぇ?と首を傾げる。

天気がよかった今日一日。

彼女は今年もコンガリ小麦色だ。

「一日が早かったですねぇ」

そう言う秋帆は、今年は日焼け対策バッチリ。

綺麗な色白の肌は健在である。