「何て便利な能力なんだ虹華ちん!」

スペシャルハレンチが虹華の手を握る。

「ホントだよ、女の子の憧れだよね、そんな能力!」

アリスカも頷く。

「気分に合わせて毎日髪色変えられるじゃん!いいなぁ虹華!」

つりめも羨望の眼差し。

「…………」

訳が分からないまま憧れの対象を見る目で見られ、虹華は戸惑う。