さっきのワイワイした雰囲気はどこかへ行ってしまい、今はシーンとしている。


先生は苦笑いをしながら焦っていた。


「あはは・・・。こ・・・こら品川ー！そんなことをいうんじゃないぞ！」

「・・・思ってることを言ったまでですから」


クラスの雰囲気がどんどん悪くなるのが分かった。


でも、そんなこと気にも取めていない様子の品川サン。


ニコリともしない、無表情のまま。

目をそらすような、逃げる真似はしないことから、悪いとは少しも思っていないみたいだった。


だけど、その目は、どこまでも暗かった。


そして案の定、彼女はアサの隣になった。