急な告白・・・。


何回かされてはきたけど・・・。


その子達とは、違う目をしてる・・・。


この目・・・あたしが、よく知ってる目だ・・・。


絶対にそらさない・・・。


まるで、あたしを捕まえてるような・・・。


この目からあたしは、逃げられない・・・


真田から目がそらせず、こんなに強く思ってくれて・・・。


そして、自然に笑えた・・・。


もしかしたら、運命なのかもしれない。


あたしは、コクンと頷いた。


こいつは、変えてくれる気がした。


詳しくは、自分でもわかんないけど・・・。


この目は、あたしの大好きな人の・・・お父さんの目に似てる・・・。


ふと、視線を感じた。


あたしは反射的に、真田から離れた。


「・・・誰?」

「え?」


あたしの言葉に反応して、真田が辺りを見渡す。


この気配・・・。もしかして・・・。


「・・・佐伯?」

「・・・カナか?」


あたしの次に、驚いたように真田が言う。


その言葉に応じるように、人影が立つ。