太陽の竜と闇の青年

「だったらルウはどこにいるっていうんだ!!」


俺がそう怒鳴ると、白虎は俺を冷静な目で見据えた。


「我が主ならばもう死んでいる。それは……壱、あなたもみただろう」


ズキンと俺の頭が痛くなった。


白虎は何を言っているんだ……?


ルウは生きている。


さっきまで一緒にいたのだから。


「白虎、シルバ、きつい冗談はやめてくれ」


俺は半笑いでそういっても二人の顔はピクリとも動かなかった。


「冗談ではない。我が主は今、神域という神の領域でたった一人で生きている。孤独の神だから、誰の手もかりずに生きている。そんな死に方はしてほしくないから、俺は壱に頼みに来たんだ。頼む……。我が主のことを思い出してくれ。ウィン=ルウの真の姿を……」


その瞬間、ズキン!と頭が痛んだ。


何だ……?


この痛みは何なんだ?


なぜ俺の心はこんなにも悲しみにくれているんだ?


なぜなんだ?