「あたしだってルウ様を助けたいよ!!ルウ様を助けたいっていう気持ちの人がお前等だけだと思うな!!だけど、独立の神は誰かに助けられたらそこで独立は終わりになるから体も、魂も意志も全て消え去られるんだ。だから、だから、あたしはルウ様を助けられない。毎日毎日ルウ様の悲痛な叫び声を聞く度に無能な自分を呪っている!!あたしだってルウ様を助けたいんだ!だけどそれができないから、こうすることしかできないから……だから、せめてルウ様と一緒にいることだけはしようと思っていたんだ。なのに突然お前等が来て、ルウ様を奪おうとする。ルウ様を悪者にする。ルウ様がどんな想いをしているのかもわからないくせに大口を叩くな!!愚民のくせに!人間なんて何もできない能無しだろ。お前等の心が軽いのも全てルウ様が傷を癒すために傷ついているからだ。なのにお前等はそんなことに感謝もせずに神なんていないと言い張るし、竜の民だからといって軽蔑していた!!しまいには大切だと言ったくせに、忘れないと思っていたのに裏切られた!そんなルウ様の傷ついた心をお前等は癒せるというのか!!絶対に無理だ!ルウ様の心は誰よりも深く抉れ、あたしでも治せないし誰にも治せない。そこまで傷ついているというのにもっともっと傷をつける。お前等はルウ様が毎日毎日どんな苦しい思いで、どんな悲しい顔で人間をみているのか知っているというのか!!!前まで普通の人間だった人が独立の神となって独り孤独に耐えるっていうことはお前等が考えているほど気楽なことじゃないんだ!!それぐらい分かっておけ!!そんなことも知らないくせにあたしに口出しをするな!主を守れ?それが絶対にできないからこうして立っているんじゃないか!そんなことを言う前になぜお前等がルウ様を人間のときに守ってやらなかったんだ!」
その言葉にショックを受けた。
テンの言うことはどれも正確で正論だった。
そのことを今まで全然気がついていなかった自分に嫌気がさした。
その言葉にショックを受けた。
テンの言うことはどれも正確で正論だった。
そのことを今まで全然気がついていなかった自分に嫌気がさした。

