太陽の竜と闇の青年

[壱]


「あれは!!白虎です!!」


朱雀が俺たちに叫んで言った。


下をみると、俺たちに向かって走ってくる白虎の姿が目に入った。


「よし、降りよう!」


俺たちが地面に降りたとき、白虎が人型へと変わった。


だけど、その顔色は悪く、青白くなっていた。


「早く……早く来い!!!!!」


しかも、朱雀たちがいるのにも関わらず、敬語を使わずに俺たちに叫んだ。


嫌な予感がした。


ルウに危険が迫っていると思った。


「ルウは今どこだ!?何をしているんだ!!」


俺が白虎の肩をつかんでも、白虎は口を開かなかった。


ただ一言だけ、


「ついてこい」


と言った。