太陽の竜と闇の青年

四大陸分離をしたのが竜の民だと非難した人々は、竜の民の力を恐れ、竜の民へ攻撃をしかけてきたのだ。


竜の民もまた、攻撃をした。


しかし、昔の人々と違い、その攻撃力はましていた。


銃というものや、金やプラチナの刀で次々と竜の民を殺していく。


それに比べ、竜の民は昔から同じ生き方をしてきた。


それが伝統だと伝えられてきたからだ。


そのため、攻撃といっても自分の能力で戦うしかなかった。


しかも、自分の能力には限界があった。


竜の民人は一つの決断をした。


せめてあの双子だけは生き残らせよう。


それが竜人の一つの大きな決断だった。


丁度よく、双子は[刻破り]が使え、刺青も完成していた。


竜人たちは順番に双子に別れを告げた。


「今まであたしたちに光をくれてありがとう」


「今まで俺たちに笑ってくれてありがとう」


「「君たちは、私たちの太陽だ」」


そして今、双子は竜の民の生き残りとして生き続けている。


私はズキズキと痛む刺青に苛立ちを覚えながら、ジャリスをみた。


この話が竜の民滅亡の本当の話。


それをジャリスは苦しい思いをしながらみてきたんだ。


人間に恨みをもってもおかしくはない。


「さて次は私とファジについて話しましょうか」