「我が主からは……太陽の匂いがします」 私は小さく笑った。 「そっか。白虎からは優しさの匂いがするよ」 とってもとっても優しくて、切ない獣の匂い。 「我が主」 「ん?」 「何があっても俺だけは我が主を忘れません。我が主が消えてジャリスにかわったとしても、俺は決して忘れません」 「ん」