太陽の竜と闇の青年

「ルウちゃぁぁぁぁん!!!」


「ルウ!!!」


和国に戻ると、フウと牙城と信濃さんが私たちを待っていた。


「やっぱり壱はルウちゃんを取り戻すと思ってたよ」


「かなり早くにルウを取り戻したんだね」


ニコッと笑った牙城とフウの言葉に壱は少し肩をすくめた。


と、私の前に信濃さんが立った。


「ルウさん……」


私はなんとなく何が言いたいのか分かって笑った。


「終わったことだし、もういいよ。それに別にそれぐらいで怒ったりはしないって」


それぐらいではないことだけど、終わったことだ。


信濃さんは私の言葉を聞いて嬉しそうに微笑んだ。


「んぁ?シェイは?」


壱があたりをキョロキョロ見回して言った。


壱の言葉に皆が首をかしげる?


「「シェイ?」」


「シェイ兄上なんか来たの?」


私が壱に聞くと、壱は曖昧に笑った。


こうして初めての喧嘩?は終わった。