太陽の竜と闇の青年

「でも、壱がルウじゃない別の女とキス……。それからルウも……」


チラッとリドゥーをみると、リドゥーがクスリと笑って唇を舐めた。


「弟として許せない?」


僕はなるべくリドゥーを見ないようにして答えた。


「いや……どちらかというと壱のほうが許せない。ただ、リドゥーも理性が飛んでしまったんだなぁと思って……」


リドゥーが粗茶を二口飲んだ。


「だってルウちゃん、俺がいるのに他の男の話するんだよ?俺でもちょっとは嫉妬するよ。俺がいない間に何他の男と特別な関係になってるんだって本当は叫びたかったくらい」


リドゥーは見た目と違って、結構嫉妬深い。


それをルウも知っているはずなのに壱の話をするルウにもっと嫉妬したんだろう。


だけど、今のルウの気持ちは?


どうなんだろうか?


「……リドゥー。ルウに会わせてくれない?」


リドゥーが鋭い目で俺を見定めてくる。


少しの間そうしていたけど、リドゥーがゆっくりとうなずいた。