太陽の竜と闇の青年

確かにあの時は信濃が好きだった。


牙城は信濃を気に入ってはいなかったが、俺は信濃が好きだった。


けれど、自分が暗殺者をしているということを言った途端に信濃は俺から遠ざかっていった。


怖かったんだと想う。


こうなることは言う前から分かっていた。


けれど、信濃が自分から遠ざかっていったことが思っていた以上にショックで、自分でも驚いていた。


いつの間にかそんなショックも暗殺者としての仕事をしていると忘れていた。


信濃のことも忘れてしまっていた……。


そんな時……。


「わぁ!!すっごい!」


一番初めに出会ったのは写真の中のあいつ。


次に出会ったのは和菓子屋での本物のあいつ。


眩しかった。


光っているようで、眩しかった。


そんな時にルウに出会った。


力強い目でみられると、こっちが怯んでしまいそうになる。


そんな目を今、信濃はしていた……。