息切れをする頃、ようやく森を抜けた。
とても長い森だった。
途中で靴が脱げて裸足で走っていたから、足が擦れてしまっていた。
だけど、森を抜けたその先には目を見張るほど美しい泉が広がっていた。
その泉の近くに秘密基地のようなウッドハウスが建っていて鮮やかな色をした草花がそれを囲んでいた。
ポロンと久しぶりに聞く竪琴の音がした。
それは上から振ってきた。
笑って上を見上げると、笑顔で私を見下ろしている優しい顔があった。
「リドゥー!」
フワリと音もなく木から飛び降りた細身の青年に私は抱きついた。
リドゥーもまた私を優しく抱きしめた。
リドゥーからは新緑の匂いがした。
「久しぶりだね。ルウちゃん」
その声は柔らかく、どこか父親を想わせるような優しい声だった。
私はこの声が好きだった。
とても長い森だった。
途中で靴が脱げて裸足で走っていたから、足が擦れてしまっていた。
だけど、森を抜けたその先には目を見張るほど美しい泉が広がっていた。
その泉の近くに秘密基地のようなウッドハウスが建っていて鮮やかな色をした草花がそれを囲んでいた。
ポロンと久しぶりに聞く竪琴の音がした。
それは上から振ってきた。
笑って上を見上げると、笑顔で私を見下ろしている優しい顔があった。
「リドゥー!」
フワリと音もなく木から飛び降りた細身の青年に私は抱きついた。
リドゥーもまた私を優しく抱きしめた。
リドゥーからは新緑の匂いがした。
「久しぶりだね。ルウちゃん」
その声は柔らかく、どこか父親を想わせるような優しい声だった。
私はこの声が好きだった。

