太陽の竜と闇の青年

「おじさんはユーユルをディオに渡したりなんて決してしない。約束するよ。でも、おじさんはディオに会わないといけないんだ。やるべきことがあるからね」


ユーユルが眉をひそめた。


「……シェイおじさん、また火床に入るの?」


シェイは苦笑を浮かべた。


「そうだよ。ユーユルは何でも分かってしまうんだね」


「……シェイおじさん、死んじゃわない?」


シェイが微笑んだ。


その横顔がとてもサン似ていた。


「あぁ。死なないよ。おじさんの体は火に強くなっているからね」


ユーユルはそれでも不安そうな顔をやめなかった。


それをみたシェイがユーユルを抱き上げた。


ユーユルの手からぬいぐるみが落ちた。


「そんな不安そうな顔されたらおじさんも困っちゃうな。おじさんはユーユルが元気そうな顔をしてくれているから生きているんだけどな」


ユーユルは眉をひそめるのをやめたが、それでもどこか不安そうな顔をしていた。


シェイはユーユルの髪を撫でると、そっとベットの上に下ろした。


「それじゃぁそろそろでるからね。また何かあったら呼んでくれ」


ユーユルは小さくうなずいて俺たちに手を振った。


「……またね」