「……でもね、シェイおじさん変わっちゃった。時々ね、人をすごく憎むような、そんな目をするの。そしたら顔とか、体中の筋がピクピク動いて……。初めてあの筋が動いたところをみてユーユル、悲鳴あげちゃったの。そしたら、シェイおじさん今までにみたことないくらい悲しい目したの。だけど口は笑ってて、ごめんねって。ユーユル、それをみたら泣きたくなったの。……胸がぎゅぅって締め付けられるみたいな顔で、だけど涙はでなかったの。ユーユルもおかしいの。……思っていることがうまく言葉にできなくて。それに感情もうまく露わに出せなくて困ってるの。だけどね、シェイおじさんだけはわかってくれるの。ユーユルが何を言いたいかとか、今何を思っているかとか、そういうの。……だから、ユーユルはシェイおじさん怖くないよ。壱さんはどうなの?」
俺はユーユルの頭に手をポンッ、とおいた。
「俺も第一印象は怖かった。だけど話しているうちにあぁこの人は本当はすごくいい人なんだなって思ったよ。自分よりも他人を一番に心配している。俺の妻、つまりシェイの妹のルウはな、白銀の髪で銀目なんだ。……竜の民なんだよ」
ユーユルが小さくうなずいた。
「……知ってる。シェイおじさんが教えてくれた。でも他の人には言っちゃダメって。……その子が殺されちゃうからって。……でも、何で殺されちゃうの?」
俺はシェイにユーユルに口止めをしてくれたことに感謝を心の中でしつつも話を続けた。
「竜の民っていうのはこの世界では何かの特殊能力を持っているんじゃないかって思われて警戒されているんだ。確かに能力は持っているが、人間を襲うような能力ではない。それに、白銀の髪を持つものは高値で売れる」
「……だから、殺されるの?」
俺がうなずくと、ユーユルがふーん、と呟いてぬいぐるみをポーンと天井に向かって投げた。
俺はユーユルの頭に手をポンッ、とおいた。
「俺も第一印象は怖かった。だけど話しているうちにあぁこの人は本当はすごくいい人なんだなって思ったよ。自分よりも他人を一番に心配している。俺の妻、つまりシェイの妹のルウはな、白銀の髪で銀目なんだ。……竜の民なんだよ」
ユーユルが小さくうなずいた。
「……知ってる。シェイおじさんが教えてくれた。でも他の人には言っちゃダメって。……その子が殺されちゃうからって。……でも、何で殺されちゃうの?」
俺はシェイにユーユルに口止めをしてくれたことに感謝を心の中でしつつも話を続けた。
「竜の民っていうのはこの世界では何かの特殊能力を持っているんじゃないかって思われて警戒されているんだ。確かに能力は持っているが、人間を襲うような能力ではない。それに、白銀の髪を持つものは高値で売れる」
「……だから、殺されるの?」
俺がうなずくと、ユーユルがふーん、と呟いてぬいぐるみをポーンと天井に向かって投げた。

